- あなたの秘密を守ります
- あなたの名前は聞きません
- あなたの宗教や思想を尊重します
- 毎日24時間、365日電話を受け付けます
- 訓練を受けたボランティアの相談員が担当します
第40回 北九州いのちの電話 自殺予防シンポジウム
9月7日(土)
たくさんの方に、ご来場いただき、ありがとうございました。
2019年9月、2020年3月は、10日・20日・30日にも実施します
10日は24時間、20日・30日は16時~24時まで。
【重要なお知らせ】9月20日11時より、上記の電話番号に変わりました。
現代の社会とりわけ都市社会の中で、さまざまな悩みや不安、危機に直面しながら身近に相談相手がいなくて、絶望したり、生きる力を失いかけている人たちに出会います。
新聞やテレビなどで自殺した人たちの記事を見るとき、問題の深刻さに驚きます。誰かに打ち明けることさえできたら、死をえらぶまでには至らなかったと思うことがあります。
死にたいと思うほどの苦しみや深い悩みをかかえた自殺志願者のために、よき隣人としてその人がもう一度立ちあがり生きてゆく支えになることができたら、というのがこの運動の始まりです。
「北九州いのちの電話」では、2008年3月現在200名のボランティアが、365日毎日24時間、交代で電話を受けています。
この電話を受けるボランティアは、約8ヶ月間毎週の講習と、約10ヶ月間の実地訓練を経た上で認定を受け、2週間に1回4時間、深夜は10時間(2交代、1年に最低2回担当)相談員として活動します。
電話相談員は特別に高度な教養・訓練を必要とするものではありませんが、専門家の指導のもとでカウンセリングを学び、月1回の継続訓練を受けることによって進歩していきます。
学ぼうとする熱意と、人を理解し受け入れようとする柔軟さがあれば、だれにでもできます。
この運動は1953年、“電話で自殺予防”をキャッチフレーズとしてロンドンで始まりました。それから世界各地に急速に広まり、共産圏時代の東欧や中国にも普及しました。
我が国のいのちの電話活動は1971年東京で始まり、東京英語・関西(大阪)・沖縄と続き、1977年全国で5番目に北九州いのちの電話が開局しました。
北九州開局と同時に5者が日本いのちの電話連盟(略称FIND)を結成しました。ファインド(FIND)は問題解決の糸口と生きる意味を“発見する”と解釈すると、とてもいい名前です。現在加盟50局、全国で活動中の相談員は約10,000人にのぼります。
「いのちの電話」は訓練を受けた相談員が、電話をとおしてこのような悩みや不安を聴き、自分の進むべき道を自分で見出していけるように共に考え助け合う、ボランティアの運動です。
特定の宗教や政治団体とは無関係になされる市民のための市民による運動です。
電話相談の活動は無報酬のボランティアが行なっていますが、新しく参加する相談員の養成研修や継続研修、公開講座など広報活動その他事務局経費などのために年間1,200万円の運営資金が必要です。
「北九州いのちの電話」は厚生労働省の認可を受けた社会福祉法人ですが、国からの援助はありません。財源は、個人、法人、団体などからの賛助金、助成金によって支えられています。
これらの寄附金の大半は個人会員の賛助金です。多くの市民の暖かい善意が結集してこの運動が維持されています電話: 093-652-6628
FAX: 093-651-6595